ブログ 157 ~どうでもいいんだけどさ、ほら、ね?~
2012年 07月 31日
宗教や詐欺。
当事者じゃない第三者の視点で見たとき、「こういうのにひっかかる人って馬鹿だなぁ」と思うかもしれないが、こういうのにひっかかる奴っていうのは大概そう思ってる奴で、人間ってのは精神的に辛い状態に陥ると誰かに頼りたくなるものだし、神様の存在を信じたくなる。
この世界に明らかに存在しないものまで、その存在を否定できなくなる。
僕は幽霊というのはそういうものだと思ってる。
幽霊が見える人は脳に欠陥があり、あるいは脳に異常な回路が発達しているか、精神的な病気の一種だと僕は思ってる。
つまりそういったものは全て幻聴と幻覚であり、幽霊などこの世界に存在しない。
そもそも、存在していたとしても科学的に証明されてそこで初めて"存在する"ことになる。
話が逸れたがつまり僕が言いたいのは、そういった精神的に辛い状態に陥ってる人は、宗教や詐欺といった悪質な心理誘導にひっかかってしまうということだ。
どれだけ予備知識があろうが、オウムのように監禁され洗脳されてしまえば意味がない。
それどころかまだそういった人生の窮地に立たされたこともないのに、「自分はひっかからない」と断言できるはずがない。
もちろん僕もそう言える自信は無いし、自分も占いは確かなものでないと分かっておきながら気にしてしまう性格だ。
多額の借金を負ってしまった人は、きっと「ラクに稼げる方法」という広告に目がいってしまうだろうし、
恋人に振られてしまった人は、「モテる香水」といった広告にひきつけられるかもしれない。
だからそういった人生の窮地に立たされたとき、どうすればそのような心理誘導、悪質な商法にひっかからないで済むのか?
今回はそれにスポットライトを当てて、考察していきたい。
少し前の話になるが、ある芸人が占い師と同居していた騒動が話題になったが、
芸人といった多くのメディアに露出する人間がひっかかってしまうのも
先ほど言ったことが少し関わってきていると思う。
だから僕はこういった悪質な詐欺の対策を練ったり、こういった種類の知識を取り入れるのではなく、
常に誰かに弱音や愚痴を吐くこと、が大事なんじゃないかなって思う。
気持ちを胸の中に溜め込んだままでいると、どうしても精神的に辛くなってしまう。
打ち明ける人がいるとしても、いないとしても、自分の気持ちを表に出すことはとても大事だ。
弱音を吐く人が弱いわけじゃない。
確かにそういったものを全て自分の中に溜め込んで、誰にも悩みを打ち明けず、全て自分で解決してしまう人は強い人だ。
けれど弱音を吐く人が弱いわけじゃない。
弱音を吐くことが弱い人であると思って弱音を吐かないで一人苦しむ人が弱い人なのだ。
人間ていうのは不思議な生き物で、
弱さを見せてくれる人の懐にはすっと入ることができる。
だから僕は声を大にして言いたい。
弱音や愚痴を、思うがままにぶちまければいいのだ、と。
それでたとえあなたの周りから人が遠ざかろうと、その程度で離れる友人など真の友人ではない。
悩みなどを打ち明けれる人がいないのなら、Twitterで呟けばいい。
フォロワーが数人しかいなかろうが、あなたを信じてあなたの呟きを待っている人は必ずいる。
人間は1人で生きていくことができない生き物だ。
弱く、脆く、壊れやすい。そのくせ強がり、溜め込み、1人で生きていこうとする不思議な生き物でもある。
誰かに頼り、誰かに助けてもらうことは恥ずべきことではない。
誰にも頼らず、全てを自分の中に溜め込むことを恥ずべきだ。
だが気をつけてほしい。
打ち明けてもいない悩みを積極的に聞いてくれる人は偽善者だ。
自分が悩みを打ち明けたとき、自分に何か言ってくる人を信じてはいけない。
真の友人はあなたの隣で黙々とあなたの話を聞く。
自分に優しくしてくる人を信じてはいけない。
本当に優しい人は誰かのSOSをしっかりと受け止めれる人だ。
積極的に自分の悩みを聞いてくれる人や、自分に優しくしてくる人は、
人の悩みを聞いて、人に優しくしてる自分が好きなだけだ。
信頼するというのはこの時代において、難しすぎることだ。
けれどしかし、それと同時に僕は信じちゃいけない人を信じないで済むんじゃないかな、と思ってる。
ディスプレイを通じた友情は脆いものだ。
顔も見えない人間を信頼するというのは難しい。
だからこそ、顔が見えないことを利点に、できることは幾つもあるはずだ。
信じることがいけないと言っているのではない。
信じる相手を選ばなければいけないと言っているのだ。
少々論点がずれたが、僕の話はこれで終わりにしたいと思う。
僕はいつでもここにいる。たまに自分という名の大きな壁に塞がれて、自分でもよく分からない言動をとったりするが、僕はただ人よりも臆病でシャイなだけだ。
誰よりも傷付くのを恐れて、誰よりも傷つけるのを恐れている人間だ。
だからこそ人の悩みを自分の身になって考えることができるんじゃないかなとも思う。
周りに悩みを打ち明ける人がいないならば、どうか僕に相談してほしい。
どんな些細なことでもいい。弱音を吐かなきゃ始まらない。
長くなったのでそろそろこの記事は終わりにしたいと思う。
今、世間ではいじめや増税、国交問題など尽きぬ問題がたくさん渦巻いている。
だからこそ、僕は人と人との繋がりを大事にしていきたい。
その手始めがこの記事になればいいと、心底願っている。
おっぱい
by Kichigaiiiii | 2012-07-31 11:43 | .